シャープのソーラーシステムの発電効率

現在、国内外の各太陽光発電システムのメーカでは、自社の特徴を出すべく、さまざまな商品がラインアップされています。
なかでもシャープの太陽光発電システムの新製品のSUNVISTA(サンビスタ)では、ブラックソーラーと呼ばれる高効率単結晶モジュールを太陽電池パネルのセル内部に使っており、従来の多結晶型のソーラーパネルと比較して、セル内部の発電には関係ない部分の電極部を下にする縦型の配置により、同じ面積でも多くの照射が得られるよう工夫されています。
また従来では各セル間の配線を細い銅線で行っていましたが、これを面実装にすることで太い銅線を使い、太陽電池パネル内部でも電力損失を極力なくす工夫がこらされています。
パネル内にはたくさんのセルがモジュール化されて配置され、それぞれのセルが微弱な発電をするわけですが、そのセルとセルを繋ぐ配線で、抵抗値が低い元素であるCUPPER(銅)を使っても、細ければ電気抵抗になってしまうからです。
これを太くすることで抵抗値を減らそうという工夫です。
ちなみに銅以上に抵抗値の低い元素としてはGOLD(金)がありますが、コストを考えると非現実的です。
これら2つの工夫により、この従来型と新製品では、約38%も太陽光発電システムの発電効率が改善されています。
いうなればこれまでのパネル枚数を3分の2に減らしても同等以上の電力が得られるというものです。
これにより、シャープの太陽電池パネルは16.5%という変換効率を実現しています。
ただ、国内他社と比較して16.5%という数字だけでは、見劣りするっと思いがちです。
シャープ製品では、これだけでなく、太陽光発電の効率を更に下げるそれに必要な付属機器による損失をできるだけ抑える工夫がこらされています。
そのひとつが接続箱と呼ばれる各パネルからの出力を束ねる箱と、家庭用電力に変換するパワーコンディショナーを一体化させることで、余計はケーブル配線ロスを減らしたことにあります。
このロス軽減により、パネル発電効率スペックだけがいい競合他社よりも、結果的に同等以上の電力が得られるようになっています。

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